製造業購買担当者指数は好調 但し車載半導体、材木など一部でボトルネックも

じっちゃま寄稿
■製造業購買担当者指数
4月の製造業購買担当者指数は全般的に強い数字でした。下はユーロ圏製造業購買担当者指数です。
(出典:マークイット)
 
中国の製造業購買担当者指数は12月以降鈍化していたのですが4月はリバウンドしました。
(出典:財新マークイット)
 
一方、4月の米国ISM製造業景況指数は60.7と3月に比べて軟化しました。車載半導体や材木が生産のボトルネックから品薄となっており、それが自動車をはじめとする業界の足を引っ張っています。
(出典:ISM)
 
■インフレ懸念
車載半導体が品薄となっているのは生産キャパシティが追い付いていないからです。半導体工場はおいそれと始めることは出来ません。長い準備期間を必要とします。その関係で今後もしばらく品薄の状態は続くと覚悟したほうがいいです。
材木価格が高騰しているのは木が不足しているからではなくて製材所の処理能力が限界に来ているからです。
これらはいずれも経済再開にともなうボトルネックが原因です。パウエル議長は先の連邦公開市場委員会(FOMC)の記者会見で「これらは一過性の現象なのでインフレ懸念がしつこく定着することはない」と語っていました。
連邦準備制度理事会(FRB)は現行の金利政策を堅持し、テーパーリング(債券買い入れプログラムの縮小)などの発表はとうぶんしないと思われます。
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